年末年始の寒ーい中で、ふと事務所の湿度計を見ると 10%を切っていました。
新型コロナの予防には湿度40%を超える必要があるのですが、これもコロナ予防で定期的に換気もしているので、せっかく溜めた蒸気が換気の時に逃げてしまってるようです。
う~ん悩ましい。
普通の加湿器は閉めきった部屋で使うのが前提としているので、いままで使っていた加湿器では「全然」湿度が上がりません。
そこで、何かいい加湿器はないか(もちろん安くて)と、いろいろネットで探したところ業務用の加湿器で良さそうな商品を見つけました。
← それがこれ(見た目は不細工です)
普通の加湿器と比べるとかなり大型です。水が17リットルも入ります。家庭用だと5リットル位なのでだいぶ大きいです。
加湿性能は、1時間に2リットル以上。うちの施設にある加熱式の加湿器で500ml/時、超音波式で1リットル/時なので、2倍以上の能力があります。これで値段はギリギリ1万円台。
超音波式は雑菌の繁殖が抑えられないので、日々の清掃が少々手間なのですが、加熱式ではここまでの加湿能力は望めません。これ以外にも、夏の熱中症対策で見る、マイクロミストを噴霧する形式だと5リットル/時なんてなものもありますが、値段が10倍以上します。
← 使ってみたところ
煙のように見えますが、細かい霧が猛烈に吹き出しています。
吹き出し口に近い所では、向こうがかすみます。が 床に水滴は全くありません。吹き出し口の前に立つと、服がゆっくり濡れてきます。
青い部分が水タンクで、17リットル入っています。これで連続8時間以上使用できます。
目茶苦茶 霧がでているので、効果はありそうです。
事務所で試してみると・・・
いつもの加湿器では10%から動かなかった湿度が、20%まで上昇しました。残念ながらこの時点で換気の時間がやってきます。40%には到達しませんでしたが、効果はありました。
施設は空間が広いので、冬場の湿度管理は難しいです。